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感じ・・・

.04 2012 妄想車物語 comment(2) trackback(0)
春近し なんとなく 暖かく感じ出した

今年は どんなドラマがやって来るのか


久しぶりに更新 妄想車物語 No’12



カーイベント

と あるカーイベント 空冷大集合ミーティング と題された
空冷なら何でもアリ バイクでもクルマでも

その時 知り合った方の 家にお呼ばれした時の話だ


屋敷

緑の中に チョッと落ち着いた感じの豪邸だった

Ari Cools 倶楽部 と言う会長をしている 通称:妖怪爺

影では皆 そう呼んでいた 初老の 紳士だった

色んなクルマに 乗り継いで 色んなドラマを持っている
海外にも その伝手を持つ 生き字引みたいな方と聞く


紅茶


クルマ談義を続けて 何杯目かの どこかの品の良い紅茶を注いでもらった頃

俺は 思ったんだ 数十年 色んなクルマを乗り継いで
一番 自分が良いと感じたクルマは何なんだろうと


爺さんは 一体 どんな事を言うのか 凄く興味が湧いた
なんたって 通称:妖怪爺だもんな よ~し聞いてみよう・・・


あの~ 最後に 一つ質問ですが

アナタが コレはイイ 好きだ そんな感じにさせる
クルマとは どんな感じですか?

今まで沢山の車を乗り継いで来た アナタにとって
どんな雰囲気を持つものに心を奪われるんでしょう?



会長

ん~~~と 言って 数秒沈黙が経つ

妖怪爺が言い出した 話は 予想を超えたモノだった・・・



爺: 君 感じ と言ったな だったら固有名詞は要らんのじゃな
   だったら 良い 答えよう!

   そして君も想像したまえ これから 言葉の遊び見たいなモノをしようか


俺: は・・・はぁ・・・


爺: 大体 人それぞれ感じ方は違うし モノの見方も
   人それぞれじゃしな でも 誰もが 感じれる話で答えてみようか

俺: はぁ お願いします。



私が 良いと感じる クルマとは


駄菓子屋


幼年期に 近所に在る 駄菓子屋で 何時もの


引き糸飴

糸引きくじ飴を 引いて 滅多に当たらぬ 大きい飴が
当たってしまった そんな感じの駄菓子じゃ


俺: はぁ~~?

爺: なんじゃ 判らんのか あの感じ
   何時もの イチゴ飴じゃなく ソレより デカイ飴が
   当たって 嬉しいやら なんかソレじゃないような
   
   いつものイチゴ飴 アレはアレで 旨く いつもの事
   なのだが 当たりは 嬉しいのだが デカイ飴は
   どうなんだろう と あの感じじゃ・・・
   君は駄菓子屋 行った事がないのか?それとも知らん時代か?

俺: イヤ 知ってます その飴も 食ってましたし
   同じ事を やってました ただ 何かピンとこないんです・・・


爺: 君は その当時 どんな感じで そこへ行っていた
   当時を 思い返せばいいんじゃ そして 君の中の
   糸引きくじ飴を当てはめてみればいいんじゃよ

そう言われた 俺は 思い返してみた

駄菓子屋 それは 幼年期の社交場だった 毎日通った そして
今じゃチープなお菓子やオモチャだったが 楽しかった
色んな物が そこには沢山在った・・・

くじ・・・俺なら スーパー・ボールだな

何時も遊んでいたサイズのスーパーボールが何処かに行っちまって
何時もの調子で なにげにくじを引いた時 そうだ 当たっちまったんだ
手のひら一杯の あのデカ玉 透明な中にキラキラ光った何かが入っていた
デカ玉  スゲー嬉しくて 興奮したんだよなぁ・・・

SBくじ



そうだ そいつは 後で困った事にもなっちまった
何時もの様には 扱いきれなかった 弾ませば 倍は弾むし
モノにぶつかれば ぶつかった物は壊れるし
ガラスも何枚か割って しこたま怒られたよなぁ・・・
遊び方は同じなんだけど キャパがなぁ・・・

今は 危ないって事で あのサイズは出回ってない・・・

て 意味が ワカリマセンって・・・


爺: なんじゃ 君は心が貧しい奴だなぁ
   情緒と想像の貧困な奴は 人として貧しい奴になるんじゃぞ!
   
   まぁ ええわい! これから言う事を クルマに置き換え
   君なりに想像して見たまえ



百貨店

歴史と文化がある 百貨店 そのフロアーと各階

シックで落ち着いて 小奇麗なんじゃが 何処か空気が違うじゃろ?


俺: はぁ・・・ 育ちが悪いモンで そんな所
   あまり行った事がないんですが なんとなく判ります
   匂いもなんか 違うんですよね・・・


爺: そう その調子じゃ 想像を広げて

   
百貨店内1

仕立の良い 伝統ブランド品や 

ペルシャ

なにげに並べてある ペルシャ絨毯など

シャンデリア

さりげなく 無造作でも在るが キチンと並べてあるシャンデリア バカラ等
そこには 値札を見なくても 判る あの雰囲気

さぁ クルマを想像してみたまえ 君


俺: ん~ ロールス  ブガッティー マセラッティー等
   メルセデス・・・いや アレは違うなぁ


爺: そう そんな感じじゃ 人それぞれ 浮かぶじゃろう
   その数 そのイメージが 多ければ多いほど
   想像が膨らみ その意味も知ることが出来る

   何も浮かばん奴は 話にもならん 何にも知らんと言う事じゃ
   そいつは駄目じゃ 知識は大事じゃ 知識は心を豊かにする

   知識の無い奴は 想像も出来ないちゅう話じゃ 
   したがって心も貧しいって事になるのじゃ



俺: は・・・はい   どーせ俺 貧しい代表さ 



爺: 話を戻そう 私は そう言う百貨店の様な感じの
   クルマも 数台乗ってきたが アレは違うな

   心を奪われるモノとはチト違う 何処か 心の
   何かの隙間を埋める様なものだったなぁ・・・



俺: はぁ なんとなく ソレは判ります
   立場とか 何かの形としての 一つのステータス見たいなモンですね


爺: そして 一番嫌いな 感じでも在り
   そして多くの人にとって必要な感じでもある


ショッピングモール

ショッピング・モール やデパートの感じじゃ

アレは 私は 事クルマに関しては 一番嫌いじゃ




俺: ん~ 生活の必需品 消費と営利 ディスカウント
   チープなファッション 誰もが手に出来る そして
   絶対的な必需品・・・名ばかりの高級感もある

   今の全ての 国産車にピッタリだな 俺の中じゃ


爺: どーじゃ こんなモノの例えは
   感じ方も 人それぞれ 生きる時代も違うが
   想像の類は 同じ様じゃろう 


と この妖怪爺との時間は あまりにも自分にとって
とっても窮屈で 自分の心の貧しさを突きつけられる様にも感じ
苦痛でもあったのだが 大事な感覚でも在ると気が付かされた


日も暮れ また来ます と 軽い挨拶を交わし そこを出る
妖怪爺は また是非 来なさい と 何やら 俺と話をしていると
凄く楽しいと 言ってくれたんだ・・・

玄関を出て タバコに火を付けた 一服だ


見たもの



爺の話を コノ出来の悪い頭をフル回転で動かした為
残像の様に 残っちまった あの話

なにげに ガレージ前に停まってる アレを見ながら まさかなぁ~


73’カレラ


73’カレラRS アイツが爺の 当たりの駄菓子?

だったら そこは 随分 高価な駄菓子屋だぜ 爺よー!



俺が感じる 当たりの駄菓子

チンクのアバルト? ビアンキのアバルト?いや
あいつ等 ラテン・ブラッドが濃すぎて駄菓子にはならん・・・

クーパーは? いや あの辺は 何処か品がある
大衆車のクセに 何処か 英国紳士の雰囲気が出てるモンなぁ~


なんだろう・・・ヨタ8 エス6 とか ん~~~~



ホンダZ


頭が 変になりそうだな 色んな考えが 浮かんでは消える

リア ハッチが水中メガネと呼ばれた 俺の愛車
コイツで覗いて見れば 何か 見えるかもな と

すでに 頭の中は さっきの話で 一杯になっていた・・・






                            チャンチャン♪


たまには 自分の心と向き合うのも イインじゃないでしょうか
クルマが好き んじゃ どーなんだって 
突き詰めると色んなものが見えて来るはず

そして 答えが出れば また そいつが好きになるんじゃ
ないでしょうかネ!













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